「子どもたちはいつも素晴らしい」えんちょうだより まんごの木

いつもイーズの教育にご協力とご理解を頂き、素晴らしいお子様をお預けくださいまして、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。卒園式無事に行うことが出来ました。

子どもたちから色々な声を聴くことが出来ました。「寂しい気持ちになった。」「イーズにもっと居たいよ。」「胸がざわざわする。」など、イーズを慕ってくれる気持ちと小学校に入ってからの希望を話してくれるこどももいます。

みんな感情が豊かに育っています。そんな子どもたちの声を聴いて、私も胸が熱くなったり勇気ももらったりしています。子どもたちはいつも素晴らしい。心から感謝です。

子どもたちに、けがや病気が無く、健康で嬉しいことがたくさんあります様にいつも笑顔でいられます様に祈り続けています。いつまでも幸せであります様に。

「楽しく生きる」

沖縄出張のため、羽田空港でチェックインの手続きをしようとした時です。地上係員が困った顔になり「この便にお客様のデータが見つかりません。キャンセルされました?」えっ!とまさに青天の霹靂です。慌てて携帯電話のアプリを確認すると、そこにはしっかりと予約はあり、その係員にも見せました。たちまち彼女は色々なところに電話をかけていましたが、埒が明かない様子です。そのうち外のベンチで待つようにとカウンターからの退出を求められました。

この様な場合、人がとる態度は 2 つの選択肢のどちらかです。一つはかっとなって口角泡を飛ばして怒るか、もう一つは深呼吸して大人しく待つか。以前の私でしたら、当然のごとく前者の行動様式しか知りませんでした。しかし、今回は後者を選ぶことが出来ました。きっとその日は、比較的余裕が有った事と、もしかしたらアップグレードしてもらえるかもと淡い期待があったからです。

ベンチで待っていたところ、先ほどの係員からこの便に搭乗希望ならもう一度買い直すしかないとの事。そこでもう一度アプリ内の予約を見せ、再度調査をお願いしました。最終的には航空券を再発行してもらい事なきを得ましたが、これでアプリのデータも消えていたらどうなっていたかと不安に思いつつも、とりあえず慌ただしく搭乗しました。

離陸の間、あの時怒ってアップグレードして貰えたところで自分の気分はどうだったであろうかと考えました。きっと自分の心の醜さを晒してしまった事に対し、嫌悪感が残るであろうと思いました。それよりも無事に乗れたことを喜び、出発が迫る中懸命に各関係部署に問い合わせ、尽力してくれた担当者に感謝する方がよっぽど気分がいいという結論に至りました。

生き方の目的を、自分に得することや人に勝つことをやめ、どう楽しく生きられるかに視点を置くと、心が安らかになれますし、人間関係もとてもよくなると思います。悩みのない人生の第一歩は行動、思考の選択を楽しく生きる事にすることだと思います。

2020年3月13日
園長 峯村敏弘