「新年あけましておめでとうございます!」えんちょうだより まんごの木

新年あけましておめでとうございます!
今年も更に更に素晴らしい一年になりますように
心からお祈り申し上げます

先日のパフォーマンス・デイに、ご参加いただき誠にありがとうございました。この行事の目的は園児の素晴らしい演技をご両親に見せる事ではなく、こどもたちが舞台の上でも思い切り楽しむ事です。それをお父さんお母さんも見てくださいと言うものです。会場も一番の必用絶対条件は子どもたちがリラックスしてのびのび出来るスペース(部屋)があることです。舞台に上がる前まで絵本の読み聞かせがあったり、ゲームをしたり幼稚園にいるのと同じような雰囲気で過ごします。ワイワイがやがやそこから楽しみ始めています。その雰囲気のまま舞台に上がり思い切り楽しみます。舞台から降りるとすぐ「次はいつやるの?」「来週もやりたい!」と大喜びです。

勿論、一時的に緊張する子どももママの顔を見て泣き出す子どももいます。園長も毎年必ず上手く行くのにハラハラドキドキ、ウロウロと心配して歩きまわっています。それに引き換え、イーズの子どもたちは、思い通りに出来ても出来なくても、その時、その場を楽しむことを知っています。舞台の上や舞台の外で生の感動が生まれてきます。本番の舞台の上でも、子ども同士で上手く行かないお友達を自然に助けたり、輪から外れてしまったお友達をそっと戻してあげていたりしています。やってあげているのでも、全体の流れを考えているのでもありません。大切なお友達だから、自分がそうしてあげたいからの気持ちが、その行動に表れ、自然にそうしているだけなのです。毎年、毎年、私は子どもたちの素晴らしい演技だけではなく、このような思いもよらぬ小さな行動に大いに感動させられ、毎年毎年、子どもたちからいろいろなことを教えられます。終わるといつも、「園長先生、僕たちは大丈夫だから心配しないで。」と声がするようです。子どもたちは凄い力を持っています。その力を出すことを邪魔することなく思い切り出せるように自分たちも努力しなければなりません。子どもたちのように肩に力を入れずに自然体で今を楽しみたいと思います。子どもたちの成長にとても誇りを感じます。とても幸せな空間を一緒に共有させて頂き、本当にありがたい仕事をさせて頂いています。子どもたち、保護者の皆様、支えてくれているスタッフに、心から感謝、感謝、感謝です。

2018年1月
峯村敏弘