強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない

幼稚園も再開されて少しずつ普段の日常を取り戻そうとしています。このウィルスは段々と弱毒化しているのか、死に至ることは少なくなってきている様で、それだけは本当に良かったと思います。少しだけ振り返ってみると、このコロナ禍の中で人間性が試された様な気がします。誰も彼も1人残らずストレスを感じていました。イライラしていました。

1)そのイライラを他人にぶつける人。
2)自分でじっと我慢する人。
3)解消方法を見つけて何とか他人を巻き込んで楽しくなろうとする人。

こんなパターンだったのではないでしょうか?1)だった人はなかなか解決の糸口が見つからず更に苦しくなった気がします。やはりうまく乗り切れたのは3)の人でしょう。まさしく「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」。(米国人作家、レイモンド・チャンドラーの小説「プレイバック」に登場する私立探偵のセリフ。)この言葉のカッコよさを体現した様に思いました。

他人にイライラをぶつける事は簡単です。他人にぶつける事によって、自分は悪くない、悪いのは全部こいつなんだと自分を納得させたいのでしょう。しかし、ぶつけられた方は勿論の事その人自身のストレスも何も解決されず増してしまいます。そして、人間関係が悪くなるのは必至です。
人間の本性は弱い物です。ですから、自分を上手くコントロールしましょう。意識的に他人に優しくなりましょう。ぎこちない演技でもいいんです。まず他人に手を差し伸べましょう。そうすれば余裕が生まれます。そうすれば必ず強くなれます。心から他人を思いやる事が出来るようになります。それだけではなく、既に沢山の人たちが大切に思っていてくれた事にも気がつきます。信頼されていることにも気づきます。本当に有難いですね。

生きている事は素晴らしいのです。もっともっと幸せになりましょう。大切な人たちのために、そして自分のために。他人に優しくなって、強くなって、もっともっと幸せになりましょう。自分に言い聞かせています。